クラシックルート巡礼
谷川岳・烏帽子沢奥壁・南稜
2006年8月5日〜7日
小倉(記録)
8/5 晴れ
あやめ池13:30 − JR土合駅21 : 45(仮眠)
東京緑山岳会OBの人達が中心となってグループ山想という同人組織が呼びかけた谷川岳集中登山に参加して来ました。600kmの道のりを一人で行くには辛いものがありました。主だった参加者には、南博人@雲稜会OB・松本龍雄@雲表倶楽部OB・大野栄三郎@緑山岳会OBの方々がおられました。
8/6 晴れ
土合5:00 − 南稜取り付き7:00/8:00 − 終了点11:30 − 一の倉岳12:50/13 : 00
− トマノ耳14:20/15 : 30 − 土合17:20/21 : 00
この日は、南稜フランケダイレクトを登攀するつもりでしたが、アプローチでちょっとしたアクシデントがあって気持ちが萎えてしまいました。雪渓からテールリッジに移る所にはシュルンドが開いていて最初の一歩を何処に置くか迷いました。小石が乗っていてスリップしそうなスタンスか、安定しているように見えた1m四方大の岩か、結局、後者を選びました。体重を乗せた瞬間周りの岩と共に動き出し乗っていた私も一緒にシュルンドに吸い込まれました。幸い、胸あたりで引っかかり、擦り傷程度で済みました。それで南稜に変更しました。今回のパートナーは武井明暢@どんぐり山の会さんでプロガイドです。もちろん今回はガイドとクライアントの関係ではありません。他に、松本龍雄@雲表倶楽部ぎんと大野栄三郎@緑山岳会さんの150歳パーティと緑山岳会3人パーティです。共に南稜を登攀して一の倉岳に抜けました。やはり壁を登攀してピークに抜けるのはスマートで私は好きです。
コップ状岩壁正面壁には、緑ルートと雲表ルートがあります。2本とも大ハングを登るために日本で最初にボルトが使われたルートです。ハング上のカール下テラスで合流し、上部は同じルンゼ状のラインをた。どります。初登は48年前の同じ日に行われ、先にカール下テラスに達した松本龍雄@雲表パーティが、足元数メートルに迫った大野栄三郎@緑パーティにロープを投げたという話があります。そのお二人がザイルを結んで南稜を登単する様を見ていると凄い人たちだなと思いました。
(小倉)
